iPhoneアプリを開発するソフト「Xcode」で、iMessage Stickerのプロジェクトを作成する方法をご説明します。
Contents
Xcodeのインストール
まず初めに、mac本体にXcodeをインストールします。
(既にインストールされている場合にはこちらの項目は飛ばしてください)
▼mac本体からAppストアにアクセスします
▼右上の検索フォームに「Xcode」と入力。表示されたら”インストール”をクリックします
▼インストールを行います(最新版のXodeをインストールしてください)
Preferencesの設定
Xcodeのインストールが完了したら、はじめにPreferencesを設定します。
▼上部のPreferencesを選択します
▼アカウント設定画面が表示されたら、左下の「+」マークをクリックし、”Add App IDs”を選択します
▼ご自身のApple IDとパスワードを入力し、”Sign in”をクリックします
▼アカウントが追加されました!
(上記画像にはApple IDsが2つありますが、通常は1つのみとなります)
ステッカーのプロジェクトを作成
ここからいよいよステッカーのプロジェクトを作成していきます。
新規プロジェクト作成
▼File>New>Projectを選択します
▼Sticker Pack Applicationを選択し、Nextをクリックします
▼Product Name(任意)を入力して、Nextをクリック。
(ここではProduct Nameは”test_animals”とします)
△Organizetion Identifierはいったんデフォルトのままにしておきます。
▼プロジェクトを保存する場所(デスクトップ等)を選び、Createをクリックします
▼下記のような画面が表示されました
アイコン画像の登録
▼iMessage App Iconを選択すると、アイコンを設定する枠が表示されます
▼アイコンをドラッグして、それぞれのサイズに当てはめていきます
(作成したアイコンの中から、1024px×1024px以外の全種類を使用します)
▼アイコンが登録されました
ステッカーの素材の登録
▼次に、Sticker Packを選択します
▼ステッカーの素材をドラッグします(全て選択して、まとめてドラッグできます)
▼ステッカーの素材が登録されました
Bundle Identifierの設定
▼左サイドバー上部のプロダクト名を選択して初期画面に戻ります。
TARGETSの下のプロダクト名を選択し、Bundle Identifierを設定します。
Develoyment Targetは最新のOSを選択します。
※Bundle Identifierの詳細は、有料版PDFにて詳しく解説しています。
▼TARGETSのプロダクト名の下にある、StickerPackExtensionを選択します。
同様に、Bundle Identifierを設定し、Develoyment Targetは最新のOSを選択します。
スクリーンショットの作成
▼シュミレーターを起動して、スクリーンショットを作成していきます。
まずは、5.5インチ(iPhone6 plus)を起動します。
上部に表示されているiPhoneのシリーズ名の中から、iPhone6 plusを選択します。
▼シュミレーターが起動しました。実際のSMSの画面と同じように表示されます。
縮尺が100%の状態で全体がわかりにくい場合には、Window>Scaleから、縮尺を50%等に変更します。
▼実際にSMSを操作するような形で、オリジナルのスクリーンショットを作成していきます。
▼作成が終わったら、縮尺を100%に戻します。(重要!)
▼File>Save Screen Shotを選択します
※デスクトップにスクリーンショットが保存されているか確認します。
▼Simulator>Quit Simulatorで、シュミレーターを終了します
▼次に、iPad用12.9インチのスクリーンショットを同様の手順で作成していきます
※シュミレーターの操作方法・スクリーンショットの作成方法は、有料版PDFにて詳しく解説しています。
アーカイブ
▼スクリーンショットの作成が終わったら、デバイスの種類を、Generic iOS Device に切り替えます
▼Rroduct>Archiveを選択します
▼下記のような画面が表示されます
いったん、ここで中断します。
このあとApp Storeにデータをアップロードします。
その前に、iTunes Connectでの登録作業が必要になりますので、Xcodeでの作業を一時中断してiTunes Connectにアクセスします。
次のステップ⇒iTunes Connectステッカー情報登録